2011年02月17日

アイコンタクト

 2月19日に横浜ですてきな映画が上映されます。
詳細はこちらをご覧ください。

http://m.ameba.jp/m/blogArticle.do?unm=yokohama-live-cinema&articleId=10793691510&frm_src=article_articleList&guid=ON

 今回準備段階であらためて観ました。
私達は日々いろいろな人と関わりながら暮らしています。
社会生活で大切な事は、
コミュニケーション障害への工夫、
そして固有の傷害への対応。
そんな思いをはっきりさせてくれました。
posted by 風船 at 02:09| Comment(0) | 音楽・映画

2009年06月02日

コンサートとゴッツェさん

 先週の土曜に東京パイロットクラブ主催の
アイメイトチャリティーコンサートに行きました。
今回で26回目のコンサートでした。
東京パイロットクラブは、
長く活動されている企業家の女性中心の団体で、
今のようにアイメイト使用者が自由にホールで芸術を楽しめなかった頃から、
サロンコンサートを開いてくださった所です。
サントリー小ホールにたくさんの方が集い、
アイメイト使用者達の歌やピアノ、
話の後に、
趣旨に賛同した出演者の皆様の
すばらしいオペラのアリヤの数々を堪能しました。

 ロビーのグッズ売場で懐かしい後援会の方にお会いしました。
そして会場でゴッツェさんにお会いしました。
スイスドイツ菓子の教室を開き、
吉祥寺で店を開いていた有名な方です。
会長が理事長時代に
私達生徒の話を聴き、
沢山のアドバイスをくださった
日曜のお茶の時間には
ゴッツェさんのおいしいケーキがありました。
そのご縁で
クリスマスにはシュトーレンを堪能しています。
今は店を閉じ、教室の生徒さんが忠実に味を継承しています。
現理事長がゴッツェさんご夫妻が見えていることを知らせてくださり、
店を閉じられてから体調を案じていたので思わず喜びました。
ゴッツェさんが私の所に挨拶に来てくださいました。
大きく暖かな手と握手した瞬間、
穏やかで大きな暖かさと優しさに包まれ感激でした。
店でお会いした時のように気さくな奥様もお元気そうで
ほっとしました。
いつまでもお元気で、
またお会いしたいです。
posted by 風船 at 08:18| Comment(0) | 音楽・映画

2009年05月05日

ミルク(ムーブメントの継続)

 連休の谷間の先月末の上天気の朝、
ゴミ出しがないので、
家を出ていつもと逆の方へとパートナーに指示を出しました。
こちらの道は八百屋と
おいしいソフトクリームと
限定カクテルがあるコンビニへ行く道。
案の定止まった角で直進の指示をだすと、
店のある右に行こうとしたので、
再度直進の指示。
パートナーの思い込みが私の指示を聴くようになる瞬間です。
こんな小さな、
そして重要な瞬間をいくつも積み重ねながら
私達は育ちあっています。

 パートナーとの歩行指導中、
「見えない」事に向き合う機会がありました。
見えないとなにができて、
サポートを受けるとなにができるか。
そしてパートナーと歩く事など。
人としてどう生きてきたか、
これからどう生活するかなど、
自分自身を見つめ直す良い機会になりました。

 先日「ミルク」と言う映画を観ました。
サンフランシスコに実在したゲイコミュニティー代表を取り上げた
ドキュメンタリーじたての物でした。
私は同じ社会的な少数派の記録として観ました。
困難や偏見を時には団結しながら
一人一人が社会に溶け込んでいく姿がすばらしかったです。
かれの遺言の
「このムーブメントを継続して欲しい」との意志を継いで
今がある事を知りました。

 見えない・女性で・アイメイトと生活する私は
かなりのマイノリティー(少数派)です。
先人達の努力のおかげで今があります。
今が楽しく快適であることに感謝しながら、
ふと見えない人達やアイメイト(盲導犬使用者は
「ムーブメント」を続けているか?
との疑問が沸きました。

 街中や乗り物、店などで私達に遭った方は
親身に接してくださいます。
見えない人に初めて遭う方、
盲導犬を初めて見た方、
それぞれの方の基準で接してくださいます。

 もし私達があなたの隣人になったら?
職場の同僚になったら?
「見えないと大変ね!」
「かわいいワンちゃん!」と関心ばかりはしていられません。
私達から隣人・同僚・職場関係者などとして、
サポートを依頼されたら?
私達の対応で困りごとができた時にどう対応するか?

 ミルクも「チェンジリング」のお母さんも、
自分の希望を叶えるためにムーブメントを続けました。
私は一人の人間として社会にとけ込み、
人生をエンジョイする事を願って
パートナーと一緒にムーブメントを続けています。
先方に分かっていただくだけでなく、
先方の事を理解したり、
私達自身も成長し続ける中で
誰もが共存しやすい社会になる。

 ミルクが選挙で負けた時に相手陣営の人に、
「絶望ばかり言っていては投票しない、
希望を伝える事が重要。」
と言われていました。
できない事をたくさん積み重ねるより
一人でできること、
ちょっとした工夫やサポートでできることをたくさん増やすと、
すばらしい財産になります。
そのために協力を依頼すると
多くの人が助けてくださいます。

 拳(こぶし)はまっすぐ振り上げずに肩を前(内側)にして、
そっと上げて意思を示す様子がすてきでした。
少数派の私達だから
しなやかに・したたかに
ムーブメントを続ける仲間が増えますようにと心から願います。

 時々、いやしょっちゅうかな、
漢字間違えるんですけど、
今回の「遭う(遭遇する)」は意識して使っています。
posted by 風船 at 08:35| Comment(2) | 音楽・映画

2009年01月10日

生きてることが辛いなら

 年末に部屋で椅子に足の小指をぶつけました。
大丈夫かと思いましたが腫れと痛みが出ました。
靴を履いたり歩くと痛くて
医者に行こうか迷っているうちに
少しずつ治ってきました。
もう殆ど影響はありません。
2週間くらいかかったでしょうか。
自然治癒力に感謝です。

 そんな年末はレコード大賞と紅白歌合戦を観ました。
全部は観られませんでしたが、
知らない歌との新鮮な出会いがありました。

 そんな中でとても丁寧に扱われている歌がありました。
詞が問題になったそうで、
最後まで聴いてくださいと言われました。
森山直太朗のひきがたりで歌われ、
歌唱力に引き込まれて詞に心打たれました。
ギターと歌のシンプルな編成が率直に心を届けたようでした。
先日CDを買いました。
オーケストラバージョンとアコースティックバージョンがありました。
私はアコースティックの方が好きです。
1度どこかで聴いていただきたいです。
posted by 風船 at 12:53| Comment(0) | 音楽・映画

2008年12月18日

太鼓叩いて笛吹いて

 師走の慌ただしいなか、
しばいのスケジュールは予定通り出かける
とんでもないやつです。

 先日井上ひさしのミュージカル仕立てのしばいを観ました。
戦時中
「太鼓叩いて笛吹いて
おひろめ宜しく」
「戦は儲かり皆が幸せになる」と言う物語に踊らされて、
多くの人を不幸にしてしまったと気づいた林芙美子の物語です。
大竹しのぶさん等のすばらしい演技で、
再演が納得できる舞台でした。
テレビ中継で一部観ていたのに後で気づきました。
古風な台詞まわしや演出にくすっとしました。
いくつかすてきな曲が出てきましたが、
「ひとりじゃない」と言うワンフレーズを口ずさんでしまいます。
私達は知らないうちに誰かにだけ都合の良い物語を信じて、
上手に踊らされ、
他の人を巻き込んでないかしら?
と考えさせられました。
林芙美子が物語を信じるのを止めたのは
仕事で出かけたボルネオだったそうな。
視点を変えて見るって大事なんですね。

 しばいは紀ノ国屋サザンシアターでの上演でした。
この時期混雑する新宿に行くのは気が重いと感じながら
友に道順を聞きました。
都営新宿線の新宿3丁目で降り、
伊勢丹に向かい、
伊勢丹の入り口を左折。
副都心線の改札などを左に見ながら進むと
高島屋に出ます。
ここは紀ノ国屋と繋がっているので
建物内を移動し、
エレベーターで上がるとサザンシアターがあると聞いて、
指示通りに辿りました。
副都心線の開業で地下通路が整備されたようで、
デパートのはしごをする人とご一緒しました。
途中階段やエスカレーターで上がり下がりがありましたが、
空いていて快適でした。
高島屋から紀ノ国屋への通路は秘密基地のようで楽しかったです。
帰りは高島屋地下フロアーを通る時に店員さんがサポートしてくださり、
パンを買ったりフルーツパーラーで一休みしたりして、
都営新宿線まで送ってくださいました。
上司に許可を取ったと言っていたので、
さすが社会貢献室のある企業は違うと関心しながら帰宅しました。
まさに「一人じゃない♪」の気分でした。
posted by 風船 at 23:15| Comment(4) | 音楽・映画

2008年09月14日

風船的「ありがとう!チャンピー」こぼれ話

 こちらではとても良い天気でした。
布団を干したらカバーにおさまりきれないくらいに膨らみました。
だあれ?それ風船だって言ってるのは、ふふふ。

 先ほど「ありがとう!チャンピー」を観ました。
これは風船的こぼれ話です。

 私のテレビは一昨年アナログ電波に乱れが出て、
うまく受信しなくなったので地デジ対応の物に変えていました。
番組が始まって解説放送がないかと
音声切り替えボタンを押してみました。
すると、なんと!
解説放送が流れていました!
嬉しくて友にメールすると、
「アナログではやってない」との答え。
それでこれはあった方が分かりやすいと思う部分をメールしました。

 ところでこの解説放送ですが分量がとても少なかったです。
細かな表情の変化とか
ちょっとした動きの解説を聞き慣れている人には
弱冠もの足りなかったかもしれません。
画面を想像する部分が多いようでした。
かずえさんが駅で点字の手紙を読むシーンで、
郵便局に向かう河相(かわい)さんとチャンピーの様子が流れていました。
解説放送はかずえさんが手紙を読むとだけあったようでしたが、
画面が切り替わって両方の様子が映っていると分かりました。
ラストに今のアイメイト協会の様子と
おそらく去年のアイメイトデーの場面があったようですが、
説明はありませんでした。
観る側の体験回数が作品鑑賞を深めるようです。

 外国人の家の犬の餌を子どもが盗む所は世相を映しており、
和子さんが知り合いの所に行くと言って風呂敷包みを持って出ていく所は
塩屋家の金銭状況を表していました。
この解説はなかったら分からなかったです。

 早めに情報を載せようとインターネットで調べたのですが、
適当な物がなかなかみつかりませんでした。
おかげでこのドラマに出演していた街の人や子どもは
エキストラで募集した人達と知りました。
皆さん本当にありがとうございます。

 何事もないのがアイメイトとの暮らし、
それではドラマにならないので、
フィクションと時間差の部分が混ざっていました。
実際のチャンピーは野良犬に襲われたのは若い頃で、
老齢で亡くなったと記憶しています。
フィラリアの予防などの知識が今ほどなかった時代の12歳と言えば、
長生きのぶるいに入るかもしれません。

 あれから50年余が過ぎました。
先人達に感謝し、
後に続く人達が暮らしやすいように
気持ちを新たに進んでいきます。

 興味を持たれた方、
アイメイト協会のホームページ、
http://www.eyemate.org/
河相さんの本、「僕は盲導犬チャンピー」と
塩屋賢一さんの本、「歩けアイメイト」をお読みください。
posted by 風船 at 00:59| Comment(4) | 音楽・映画

2008年09月07日

音楽映画を堪能

 先週末の話になります。

 8月の最終日と言えば以前は宿題。
今年は土・日に音楽映画を堪能しました。

 土曜は「アルビン・歌うシマリス3兄弟」を観に行きました。
以前テレビアニメを観ていたような?
ラジオから流れた時からあのかわいい歌声のファンでした。
あのヒットのおかげでその後
動物が歌うクリスマスソングなどができたのではないかしら?
試写会場で予告BGMが流れていて、
それに聞き入りながらワクワクしていると
隣の方に
「けめこみたいな声だね!」と言われて笑ってしまいました。
お互いけめこを知っている事で盛り上がりました。
いわゆる早回しで高い声を作る手法は
「帰ってきた酔っぱらい」が有名でしょうか。

 映画を堪能しながら、
アメリカの良心を見たように感じました。
このような良質な映画は試写会だけでなく
全国の映画館でバリアフリー上映していただけると嬉しいと感じました。
子どものうちからバリアフリー上映が体験できたら
とてもすてきです!

 いただいたパンフレットにシマリスの着モーションのURLがあり、
サイト登録をしてダウンロードしました。

 日曜はシンガポール映画の
「881 歌え!パパイヤ」を観ました。
公式HPは以下です。
http://www.881movie.com/

 私は作品の良さが分からず、
シティライツの企画がなかったら観なかったでしょう。
笑って泣いて、終演後は感動ですぐには席を立てませんでした。
本当に大感謝です!

陰暦の7月はお盆の季節、
そんなシンガポールで繰り広げられる
ゲータイ(歌台)のステージ。
歌われていたのはたんなるラブソングの類でなく
生活から生まれた物が多く出てきました。
一生懸命コーヒーを売っている人の歌、
物乞いの歌、
自身の人生の不幸を歌った物など、心に迫ってきました。
歌詞を読んでいただいたので内容が分かり、
ちょっと驚きました。
日本語吹き替えはないので見えないと鑑賞は難しいですが、
「なに観ようかな」っと思っている方、
お勧めの映画です。
posted by 風船 at 05:17| Comment(2) | 音楽・映画

2008年03月02日

「明日への遺言」バリアフリー上映会のお知らせ

 お知らせが遅れてしまいましたが、私の観たい映画情報をお知らせします。
新潟と神奈川の方、申し訳ないです。
転送文書なので変えずに掲載します。
観にいらっしゃる障害者の方、手帳をお忘れなく!

シネマ・アクセス・パートナーズから、バリアフリー上映の速報が
届きましたので、お知らせします。
以下、メールのコピー・転送、歓迎です。
皆さんの所属しているグループや、お知り合いの方々に、
是非、お知らせ下さい。
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3月1日公開の話題作「明日への遺言」(配給:アスミックエース)
の日本語字幕+音声ガイド付き上映が決定しましたのでお知らせします!

■作品紹介 
「明日への遺言」 2007年 日本映画 110分
監督:小泉堯史(こいずみ たかし) 原作:大岡昇平(おおおか しょうへい)
 
音楽:加古 隆(かこ たかし)
出演:藤田まこと/富司純子(ふじ すみこ)/ロバート・レッサー ほか。

(あらすじ)第二次世界大戦終了後、アメリカが日本を占領する最中、
B級戦犯裁判をたった一人戦い抜いた岡田資(たすく)中将の誇り高き生涯。
「雨上がる」「博士の愛した数式」の小泉堯史(こいずみたかし)監督が贈る
「愛」
と「誇り」の感動作。

この映画の字幕と音声ガイドは住友商事株式会社の社会貢献活動の一環として
提供されています。音声ガイドは、シネマ・アクセス・パートナーズが制作し、
上映と同時進行で、FMラジオに放送します。
(音声ガイドをお聴きになる方は、FM電波の入るラジオとイヤホンをお持ちく
ださい。
※台数に限りがありますが、貸出用もございます。)
鑑賞料は、障害者・同伴者共に1000円です。
是非、皆様、お誘いあわせの上、最寄りの劇場へご来場ください。

【音声ガイド付き上映スケジュール】

■関東甲信越地方
新潟県 3月1日(土) ユナイテッド・シネマ新潟 電話:025-285-0088
神奈川県 3月2日(日) 109シネマズ川崎 電話:044-520-0109
東京都 3月9日 (日) ユナイテッド・シネマとしまえん 電話:03-5912-9818
東京都 3月23日(日) 渋谷東急 電話:03-3407-7219

■東北地方
宮城県 3月10日(月)MOVIX仙台 電話:022-304-3703

■中部地方
愛知県 3月14日(金) 109シネマズ名古屋 電話:052-541-3121

■近畿地方
大阪府 3月15日(土) 梅田ブルク7 電話:06-4795-7600
広島県 3月19日(水) 広島松竹東洋座 電話:082-246-0500

■九州地方
福岡県 3月20日(木・祝日) ユナイテッド・シネマキャナルシティ13 電話:
092-272-1515

各劇場で二回ずつ上映を予定しています。
上映時間は、各劇場へお問い合わせ下さい。


◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━
バリアフリー映画鑑賞推進団体 シティ・ライツ

TEL&FAX 03-3917-1995
E-mail mail@citylights01.org
URL http://www.citylights01.org

カツドー事務局  citylights@tokyo.email.ne.jp
カツドーブログ  http://maglog.jp/citylights/
 ⇒カレンダーでボランティアに参加できるイベントをチェック♪
posted by 風船 at 15:33| Comment(4) | 音楽・映画

2008年02月16日

サラエボの花

 1月25日の夕方、
「サラエボの花」を岩波ホールで観ました。
映画情報はこちらでご確認願います。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD11427/index.html

 この映画には日本語吹き替えはなく、
1回だけの字幕読みと音声ガイドがついた上映会でした。
数十人の方がFMラジオを受信しながら映画を堪能しました。

 冒頭の色とりどりの絨毯の模様が多数の民族を表していましたが、
私的には映画の中で使われていた3種類の音楽でも表していたと感じました。
一つは学校でも教えている古くから伝わっている音楽、
もう一つは若者が好む今風の音楽、
そしてもう一つが流行歌です。

 友からの電話で映画の感想を聞かれて言葉に詰まりました。
メインのストーリーは母と娘だけど、
他にもいろいろなストーリーが入り込んで一度には説明できない、
「(体験を)心の内に秘めていないで言葉にしないと先に進めない」
のような意味の台詞があり、それが心に響いた事と
女性も男性もそれぞれ大変な中で生きている映画だと伝えました。
実際観て欲しいとも言い添えました。

 電話では感受性の強い友に主人公エスマの感じていた苦痛を伝える
自信がありませんでした。
娘とじゃれ遊んでいる時にもふと辛い記憶が蘇る、
働いていた所でも苦痛に耐えていた彼女、
そして彼女が娘が生まれた日の話をする。
娘を見て美しくいとおしいと感じる!
なんとすばらしい!

 今日、年に1度の婦人科検診に行きました。
今日は二人程出産準備で入院する人がいました。
一人は間もなく生まれそうでした。
新しい命が健やかに育ってくれることを願いました。

 沖縄での悲しい話に心が痛みます。
被害者の心の傷が心配です。
加害者は他人を傷つけても心は晴れないことに早く気づいて欲しいです。

 岩波ホールの片隅にボスニア・ヘルツェゴビナの女性を支援する
募金箱がありました。
彼女達の幸せをせつに願います。
posted by 風船 at 00:45| Comment(0) | 音楽・映画

2008年02月09日

テラビシアにかける橋

 2月3日、川崎シネチッタで「テラビシアにかける橋」を観ました。
シティライツの同行鑑賞会で最初はファンタジーなので迷いましたが、
メーリングリストで事前メールが流れた時点で参加を決めました。
同行鑑賞会は予めガイドや字幕読みを録音して
作品と一緒に流す物と
ライブで流す物がありますが、今回はライブでした。
FMラジオを持参し、いそいそ出かけました。

映画の紹介はこちらをご覧ください。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD11484/index.html
本来なら公式HPを紹介するのですが、私は読めませんでした。
なのでこちらを紹介しました。

 世界に多数のファンがいる童話の映画化だそうで、
大人が観ても、いや大人だから感動する映画でした。
宣伝も地味ですからあまり知られていないかと思ったら、
人気があり、ランキングでは上位にいました。

 こんなすばらしい作品なのに日本語吹き替えはなく、
字幕読みと音声ガイドを聞きながらの鑑賞でした。
鑑賞後、作品の感想等を語り合う食事会に参加しました。
字幕読みと音声ガイド担当者の側に座ることができました。
上映中に分かりにくかった部分、情景を聞いたり、
情景が伝わっていたかの確認があったりなど極上な時間を過ごせました。

 関係者は映画の鑑賞会をする時何度か作品を観るそうです。
その時深い部分の意味が分かる事があるそうです。
そして練り上げたガイドを聞きながら鑑賞する私達はなんと幸せでしょう!
もしDVDを作るなら、ぜひ日本語吹き替えを付けて欲しいです。
そしてあのチームのガイド入りを買いたいです!

 ガイドの必要のない皆さん、
レディースデーなどを利用して観ていただけると嬉しいです。
すてきな選局と歌声は?
こんな授業なら受けたいな!
今の日本では見かけないあの暖かさは?
そしてあの「橋」の意味は?
もう1度観たい映画です。
posted by 風船 at 23:48| Comment(0) | 音楽・映画