こんな記事に出会いました。
「思い通りにならない体」の不思議さに耳を傾ける
美学者・東京工業大学教授・伊藤亜紗(1/6)
〈AERA〉 | AERA dot. (アエラドット)
https://dot.asahi.com/aera/2022041200020.html
読み終わって、もやもやした部分がすーっと晴れた気がしました。
最近の、社会の変化が重用との「社会モデル」は、
個人の努力を求める「個人モデル」を否定するような風潮を感じていたからです。
例えば、
私はざるに入れて米をとぎます。
みんなそうしていると思っていましたが、
盲学校の家庭科の先生が、
試行錯誤でみつけて伝授した技のようでした。
世の中にはそれぞれの場所で、
いろいろな方法で生きている人達がいます。
暮らしの知恵を何らかの方法で学びます。
これは「健常者」と言われる人達も同じなんですが、
「障碍者」はなぜひとくくりにされるのかしら…?
固有の状況でそれぞれが尊重され、
人生をエンジョイする工夫があって、
個人の学習、努力と社会のサポートが一体となると
より良い暮らしができる。
「社会モデル」と「個人モデル」は両方重用で、
やり方はいくつもあって、
それぞれが共存できる世界であり続けますように願います。
2022年04月21日
記事を読んでの雑感
posted by 風船 at 11:55| Comment(0)
| エトセトラ
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