4月30日に、
『誰かの花』がUDCast対応とのことで、
初日にジャック&ベティに観に行きました。
3月にハマらいぶの音声ガイド付き上映で観ていましたが、
登場人物それぞれの状況や思いがよりクリアーになりました。
これからいろいろな所で公開とのこと。
多くの皆さんがこの作品を
音声ガイド付きで観ていただけると嬉しいです。
ところで、
初日と言うことで、
関係者と観ました。
5台の端末でUDCastで音声ガイドを聞こうとしましたが、
4台が冒頭から数分間起動せず、
音声ガイドが流れませんでした。
冒頭は無音で音声ガイドが必要な部分でした。
私たちは客席の真ん中辺りにいました。
冒頭から起動した端末は、スピーカーの傍にあったそうです。
上映後にパラブラの方が、
作品が始まる前のUDCastの宣伝の部分に、
アプリの起動開始の信号があり、
それを受けて端末が起動する方式になっていて、
今回宣伝の音が小さかったので
信号が端末に届かなかったと思われるとの説明がありました。
ジャック&ベティでは、
UDCastの作品が多く上映されます。
先日観た『親密な他人』の時は大丈夫でしたが、
昨年 劇場の方のご協力で、
『ドライブ・マイ・カー』
『MINAMATA ミナマタ』の
音声ガイドの音声をラジオで聞けるように中継していただいたときも、
中継していた端末の位置のせいか、
冒頭が数分欠けました。
パラブラの方の説明を聞いて、
これは、ジャック&ベティだけの問題なのか…?
素朴な疑問が沸きました。
確かに、『親密な他人』のときは、
他の予告編よりUDCastの宣伝の音量が大きかったですが、
今回、私が聞いた印象では、
UDCastの宣伝の音楽は、
客席の私の耳にははっきり聴こえていました。
他の予告編と比較して小さいと言う印象はありませんでした。
各映画館の音響状況はそれぞれです。
UDCastの宣伝の音量が一定以上必要ならば、
映画館関係者に告知すると良いですし、
宣伝の中に入っている信号音は人の耳には聴こえない物とすると、
素人考えでは、
その信号音は大きくても大丈夫と言うことになります。
UDCastの宣伝の音量を気にせずに扱えると
映画館関係者は助かるはずです。
技術的な改善を説に願います。
視覚障碍者とその関係者が多くいて、
起動の遅れが現象として確認でき、
より良い環境で映画を観たいので、
私はパラブラさんにこの現象を連絡しました。
他の映画館で一人で観た方は、
UDCastが冒頭から起動しなくても、
アプリの誤動作としてやきもきして、
数分後に音声ガイドが流れるとほっとして、
この現象は自分だけだと思い、
周りに話す人がいなくてもやもやしているかもしれません。
映画館関係者は詳しくないので、
お客様に言われても連絡先など分からず、
パラブラさんに現象が伝わっていないのではないかと気づきました。
更なる技術開発に協力するために、
状況を伝えられるのは視覚障碍者当事者です。
ご利用の映画館でUDCastの作品を観たとき、
このような現象を体験した方はいらっしゃいますか?
お手数ですが映画館と日時、作品など、
現象の状況など、
パラブラさんにお伝えいただけるとありがたいです。
パラブラさんの連絡先はこちらです。
info@palabra-i.co.jp
各地の状況報告が
パラブラさんのより良い技術開発のお役に立てば嬉しいです。
よろしくお願いします。
2022年05月01日
UDCast冒頭誤動作現象
posted by 風船 at 16:57| Comment(0)
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