2025年03月19日

遠隔対応(インターホンでご案内する)駅などについて

 私が利用するジャック&ベティの最寄りの
京浜急行黄金町駅に関するお知らせです。
乗車・下車の時に清算が必要なことがあります。
身体障碍者手帳所持者の割引手続きなど、
改札横の部屋で担当者に手続きしていただきます。

 今までは必ず担当者がいましたが、
昨年12月からだそうですが、
この部屋に人が常駐しなくなりました。
さて、困った!

  下車使用としたときは改札の右にあるこの部屋に入って、
右側のカウンターに沿って進むと、
大きなボードのような物に触れます。
下の方に点字で「呼び出しボタン」と書いてある所があります。
そこを押すと、
電話のベルのような電子音が鳴り、
しばらくすると担当者に繋がり、
「どうしましたか…?」
のようなことを聞いてきます。
私の場合、清算ですが、
要件を伝えると、
機械でできないか確認されるので、
いつも担当者に手続きしていただいていると伝えます。
待つように指示され、
ピーピー!
のような音だ、数分後に担当者が来るまで鳴り続けます。
担当者が着て無事に清算が済みました。

 構内アナウンスで、
「朝7時までは不在です。
7時までにサポートが必要な時は、
前日の午後8時までに(隣の)日ノ出町駅に連絡してください。」
と流れています。
もしかして日ノ出町駅から担当者が自転車等でやってきたのかもしれません。
担当者の手続きが必要な方は、
乗車・下車時に今までより時間がかかります。

 情報共有メールを所属するメーリングリストに投稿しました。
「私の地域はまさにこの状態、
担当者が来るまで数十分かかると言われた」と
有人が知らせてくれました。

 3月下旬から都内の西武線の一部の駅でも
この種の運用が始まるとニュースが流れていました。

 東京メトロでは、
手続きでご不明な時は、呼び出しインターホンか、
券売機の呼び出しボタンを押してくださいとアナウンスが流れています。
そうか!
インターホンがどこにあるか分からない時は、
券売機を探すと良い!

 そして、無人の交番が増えているそうです。
同じようにインターホンで連絡するそうですが、
保護が必要な事態の時は間に合うのかしら…。

 人手不足の事態に即したシステムのようですが、
活用しにくい方々が多くいらっしゃること、ご存じでしょうか。

見えない私たちは仕組みが分かると声をあげて助けを求められます。
聾者の方々は声でのコミュニケーションを主としたシステムは困難です。
あまり外出しない方々、
システムが理解できない方々は途方にくれます。

 私にできることは…。
出かけて、手助けが必要な人がいるのを知らせることかしら…。
posted by 風船 at 19:37| Comment(0) | エトセトラ

2025年01月14日

日常や服の話

 先日、ちょっとおしゃれな普段着の話になりました。
それぞれの環境で想像する物が違うかもしれません。
公園などを散歩し、
買い物したり、映画を観たり、
友達と食事したり…。
結婚式や改まった場所には不向きかもしれないけれど、
ジャケットを工夫するなど、
ある程度の場所なら通用する服。
こざっぱりした服。

 以前勤めていた職場に入社時はバブル真っ盛り。
制服があって助かりましたが、
営業職の皆様は高級な服を着ていました。
アクセサリーも桁違いでした。

 制服が廃止になって困った私は、
通販の安いベストスーツとユニクロのブラウスを組み合わせました。
ベストスーツがくたびれた時に、
ロングベストとブラウス・ズボンスタイルになりました。
窓口の方などはスーツスタイルのようでしたが、
事務所勤務で他のお客様からは見えないので問題にはならなかったようです。
念のため周りの方に聞き、大丈夫と言われて安心しました。

 私は周りの服装が見えません。
最寄りのユニクロの店員さんは都度良いアドバイスをくれました。

 PTOと言うべきか、服のチョイスはなんとなく学びました。
流行には対応できていませんが、定番は抑えるようにしています。
テーラーカラーのジャケットがあるとある程度は対応できます。

 同じような価格のズボンでもデザインによって、
定番になったり普段着になったりします。
ウエストや裾にゴムが入った物は近所の買い物などに、
裾野長さ調整した物はおしゃれな普段着にしています。

 昔はワンマイルうえやーと言っていた服は、
職場の方が退職の時に、
家ではパジャマからワンマイルうえやーに着換えると言っていたのが印象的でし
た。

 家ではウエストと裾にゴムが入ったズボンとロングベストの私、
以前はちょっとした来客の時に着換えていましたが、
家に立ち寄った知人に、
そのワンマイルうえやーで大丈夫と言われて一安心。
最近は近所のコンビニくらいは出かけています。

 おしゃれな服を着て出かけても、
袖を引っ張られたりして、
服が傷むと言いたくなる経験があります。
どんなに着飾っても、「見えないのに…。」と
さげすまれるような空気を感じることがあります。

 特別高級な服は着ていませんが、
手触りで高級な服はなんとなく分かります。
以前より天然素材の服が減って寂しいです。
価格の高騰で手が出ません。


 かなり前に行事にジャージを着て参加した見えない人がいたと
嘆いていた人の話を聞きました。
公な行事に体操服のような物を着て来たようです。
ジャージでも高価な物があります。
私はしばらくジャージ素材の服を躊躇いました。

 ジャージ尾を着て参加した方は、周りの方に、
「それで良いよ」と言われていたかもしれません。
聞いた方のPTOの基準が違っていたかもしれません。
もし、聞かれた方が「見えないから仕方ない」と言う判断をしていたら、
その方の知るチャンスを逃したことになります。

 私は信頼できる方と日常の話や服の話をします。
初対面でも長年の付き合いの方でも、
本音を伝えてくれる方は分かります。
直感のような物です。

 そんな日常の話が映画をより深く楽しむのに役立ちます。

 あなたの近くの方と日常や服の話をしませんか…。



posted by 風船 at 19:53| Comment(1) | エトセトラ

2025年01月02日

日常品の差し替え

 ご無沙汰しました。
この書き出しがいつものような…。

  年が開けて動き出す前に、
記録のようにブログにまとめることにしました。

 先月、お世話になったガイドヘルパーさんと久しぶりにお会いしました。
行事に参加し、出先から帰る時に、
自宅で使うかかとにひもがないサンダル(つっかけやヘップとも言うかも)と、
かかとにひもがあるナースサンダルの店があるか聞きました。
今までは職場で使っていた物を使っていましたが、
10年くらい使っていて、
経年劣化で危険なレベルでした。
見えない私は、いつも行く店は把握していますが、
周りの店が分からずにいました。
買い物上手な彼女は手ごろな値段で売っている店を見つけてくれました。
サンダルは台所で、
ナースサンダルは玄関や外のゴミ出しなどの時に使います。
かかとにひもがかけてあるナースサンダルは、脱げにくく、足下が安全です。

 去年、ばらばらにしまっていたタオル類をまとめていました。
年明けにその中から数枚をだし、今まで使っていた物と交換しました。
古いタオルは、雑巾や相棒の足ふきになり、
使い込まれた物はゴミ袋に入れました。
おかげで気持ちよく新年を迎えられました。
posted by 風船 at 19:33| Comment(0) | エトセトラ

2024年10月24日

便利な論理的思考

 点字毎日第5213号の「ユイマールの心だより(66)の記事を共感しながら読み
ました。
私も「刑事コロンボ」が好きで、
テレビシリーズをワクワクしながら見ていました。
記事中の、「ホテルの浴室に並んだ3本の同じ形のボトルの中身の見分け方」は
まさに目から鱗が落ちました!
私もひとりの視覚障碍者として、「論理的思考」で暮らしていると実感しました。

 「論理的思考」の基礎になる感覚を、ゲーム感覚で育てながら楽しんでいます。

 まっすぐ立つことって。
以前、元航空会社の客室乗務員だった講師から美しい書さ指導を受けた時に学び
ました。
マリオネットみたいに、天井から糸でつられているような感覚で、頭を挙げて、
背筋を伸ばして立ちます。
綺麗な歩き方の基本のような姿勢で、周りの様子などの音を聞き、風や日差しな
どを感じます。
これが私の基本姿勢になるよう意識します。
出先で立ち止まって、人の流れなど周りの様子を確認していると、声がかかりま
す。
見えてる人はマグロみたいにずっと動き続けているのかな?っと知人に言うと笑
われました。

 写真撮影等で、顔の向きが気になる時は、
顎を鎖骨近くにつけるイメージで下げた後にまっすぐ上げます。
そして、カメラマンの位置が分かればそちらを向きます。
自身の体が物差しになります。
悩む私にアドバイスをくれた方に大感謝でs。

 電車に乗って、ベンチシートに座った時、ゲームスタート!
走り出すと体がどちらかに傾き、
止まる頃には逆方向に傾きます。
慣性の法則で起きる現象で、進行方向が分かります。
次の駅でどちらのドアが空くかアナウンスが流れます。
空いたドアの音を聞いて、確認ができます。
スクール形式の座席の時は応用ができます。
いつも分かるのに今日は分かりにくいと感じたときは、体調が安定していない時
のサイン。
慎重に動きます。

 入手した物は定位置に置く、届いた郵便の仕分けなど、日常の作業は論理的思
考がしやすいからと気づきました。
見えてるあなたも取り入れてはいかが…。
posted by 風船 at 10:47| Comment(0) | エトセトラ

2024年10月23日

視覚障碍者の「ひとり歩き」

 最近、視覚障碍者のひとり歩きを支援する物の話題が多く聞かれます。
スマホのアプリ利用の物、
道路に埋め込まれた信号と受信用の専用の機械を使う物等いろいろあるようです。
現在地が分かるアプリ等を駆使して快適に移動している方がいらっしゃいます。
そんな話題につい飛びつきたくなります。

 これで視覚障碍者の歩行の問題は一気に解決!
とは行かないような…。
新システムは歩行の基礎ができている方が、
機械の使い方などを学んで初めて使いこなせるように思えます。
視覚障碍者のひとり歩きの基礎って…。

 ある日のこと。
私と相棒の盲導犬はJR駅のホームに降り立ちました。
片側は壁、反対側はホームドアです。
ホームには点字ブロックが敷かれています。
下車位置はホームの真ん中くらいだったでしょうか…。
楽しかったイベントの余韻に浸りながら、ホームの先端にある下り階段に向かい
ました。わりとゆっくり歩いていました。
休日の夜で人通りはさほど多くはありませんでした。
ほどなく、後ろから「ゴロゴロ」と言う、
スーツケースなどのタイヤが転がるような音が近づいてきました。

 ホームの端の下り階段に着いた私と相棒が階段の始まりを確認していると、
後ろから「棒」につつかれました!
キャー!っと言う女性の声がしました。
私たちが横にずれると、
また「棒」につつかれます。
ゴロゴロと言う音を思い出し、
もしかして、この「棒」はローラー式白杖では?っと気づきました。
3度目かで私が、
「杖と同じ方に動いてる」と言うと、
障害物の位置を確認したようで、
彼女は何事もなかったように階段を下りていきました。

 一呼吸ついて気持ちを落ち着けて階段を下りながら、
じわじわ恐怖と憤りを感じました。
 もし、「棒」がつついたのがよたよた歩く人だったら…?
「棒」を避けようとして階段から落ちたら…。

そんな話を知人にすると、
その人相手が見えない人と気づいていなかったかもしれないと言われました。

 彼女にとっては…。

 自販機やベンチは壁側にあり、
ホームドアで安全が確保されている。
点字ブロックを辿れば安全に歩ける。
白杖を持って歩いているから周りの人達がよけてくれる。
誘導ブロックを辿ってローラー転がしながら歩こう…。
なんだ?妙な物に杖が当たった!
行く手を塞がれた!

でしょうか…。
彼女には私達が歩く音は聴こえていなかったかもしれません。

 私は盲学校で白杖歩行の基礎を習いました。
その頃は白杖を左右に振った所の地面を確認しながら歩く2点式でした。
盲学校の近くを歩きながら、
道路の構造、歩道と車道の区別、
車や自転車の音や流れの聞き方、
目標になる匂い等の物の探し方、
横断歩道、信号の渡り方などを学びました。
卒業後に追加で受けた基礎訓練では、
白杖を地面をスライドさせて確認する方法と
2点式との組み合わせでした。
その頃は杖の先端にローラーが付いたローラー式白杖はありませんでした。
その後に杖の先端にローラーが付いたローラー式の杖が開発されたと記憶してい
ます。
後に私は盲導犬との歩行に切り替えましたが、
白杖歩行の基礎を学んだ時の経験が役立ちました。

 白杖の形状は、
直杖タイプ、折り畳みタイプなど、多種あるようです。
白杖は点字図書館など所定の場所で入手できます。
白杖を入手し、独学で使っている方は多くいらっしゃいます。

 見えない人がひとりで「歩く」ための歩行訓練をしている所は探すとみつかり
ます。
基礎的な訓練を受けていると安全に歩けます。
以前歩行訓練指導をしたことがある方が、
歩くために必要な姿勢や聴力、
周りの状況を確認する判断力などが経年変化で変わっているかもしれないので、
5年くらいしたら1度専門家に歩き方を見てもらった方が良いと言っていました。

 駅や道路などの街の様子等は日々変わっています。
シルバーカー利用者、杖をついて歩く方、
ベビーカーやスーツケースと移動する方など、
歩く方の様子も変わっています。
いろいろな乗り物が増え、走る物の音も変わっています。
見えない私達がひとり歩きするのに必要な判断材料も変わって行きます。
それらを熟知した上で新システムを使うことになります。

 見えていても見えなくても、「ひとり歩き」できることは大切なこと。
ご自身にとって、新システム利用がより便利か…。
ゆっくり考えてから決めても良さそうです。

posted by 風船 at 14:13| Comment(0) | エトセトラ

2024年10月20日

仕分け

 我が家の郵便受けにはいろいろな物が入ります。
それらの仕分けが日課です。
届いた物をOCRで読み取ります。
全て正確には読み取れませんが、
有用化不要かは分かります。
こんな広告が入っていたんだ。
数日後に近くで工事があるんだ…。
封書は宛名を確認し、必要な時は開封して確認します。

 不要な物はゴミ箱へ。
保存する物はどこからの物か、
届いた日を封筒に点字で書きます。
保存する者達は所定の場所に保存します。

 先日、探し物があって、保存場所を探しました。
探し物はみつかりましたが、
次の年になると新しい物が届くので、
前の物は不要になる物がそのまま保存されているのに気づきました。
不要な物を仕分けするとそれなりの量でした。
不要な物を集め、ひたすらちぎってゴミ箱へ。
ゴミ袋が重たくなり、気分はすっきり!

 点字の読み書きができるおかげで、私が私らしく暮らせています。
posted by 風船 at 18:33| Comment(0) | エトセトラ

2024年04月07日

みんな違って、「みんないい」か?

 私は金子みすゞさんの有名な詩、
「わたしと小鳥とすずと」が苦手でした。
特に、
「みんなちがって、みんないい」に胡散臭ささえ感じていました。

 「みんなちがって、みんないい」は、
公の場で、障碍者問題や多様性の話などで、良い事として使われています。
それを聞くたびに「え?」と言う思いが膨らむ私は変人化…?

 先日、知人と映画の音声ガイドの話をしていて、
「画面の描写は知りたいけれど、
どう感じたかは観ている視覚障碍者の私が感じ取りたい」
と話したとき、
「これだ!」と気づきました。

 金子みすゞさんは自分の思いをまとめています。
彼女だから「みんなちがって、みんないい」と言えますが、
はたして、みんなちがって、「みんないい」?

 「みんないい」かどうかは私が感じたい!
「みんないい」と言う言葉の重さに気づいて欲しい。
現状で重要なのは、「みんな違って」いることを共有する所から。
「十人十色」と言われてすっと腑に落ちるのも納得できました。

 多くの方と思いを共有できると嬉しいです。

posted by 風船 at 18:27| Comment(0) | エトセトラ

2024年01月18日

同行援護

 もの知らずの私の基準が皆様に当てはまるか…?
誰かの役に立てるかもしれない…?かな?
そんな気持ちでまとめました。
見える方も見えない方もお読みいただければ幸いです。

 私が同行援護サービス申し込みをしたのは、今から数年前です。
家庭の状況が変わった時期でした。
生まれつきの全盲でしたが、それまでこの種の公的サービスは受けていませんで
した。
折りに触れ、適切なアドバイスをくれる方が、
申し込みから利用できるようになるまでしばらくかかるので、
今は使わなくても申し込むと良いと背中を押してくれました。
最寄りの区役所に行き、申し込み手続きをしました。
その時面接がありました。
当時は理解していませんでしたが、障害程度区分認定調査のようでした。
1か月以上過ぎてから認定が通りました。
地域包括支援センターを決めるよう指示がありました。
最寄りの地域包括支援センターに決め、支援員と面接しました。
同行援護利用開始の時は、ガイドヘルパー事業所を探すよう指示がありました。
しばらく同行援護は使わず、半年に一度ほど支援員と面接していました。

 数年後、悲願とお盆に一人で近所の墓参りに行くことになりました。
寺の中を花と線香と桶を持って移動するのは難しく、
その都度お寺の方に誘導をお願いするのは申し訳ないので、
同行援護を利用することにしました。
行事の数か月前にガイドヘルパー事業所を決めました。
当日のガイドヘルパーさんには事情を話して、墓掃除も手伝ってもらいました。
帰りに一人では行かない大きなスーパーで買い物するなどして、知識を得ていま
した。

 そして、同行援護を多用することになりました。
年齢的に地域包括支援センター担当部署が障害福祉から介護保険に移りました。
担当が支援員さんからケアマネさんになりました。
ホームヘルパー事業は介護保険の範疇に入るそうですが、
同行援護は障害者自立支援法の個別給付と位置づけられているそうで、
同じガイドヘルパー事業所を継続利用できています。

 今まで外出先で利用者と一緒のガイドヘルパーさんに接していましたが、
詳しい事は分からないので、資料を見つけて読みました。

 同行援護事業ハンドブックQ&A(利用者編)
http://nichimou.org/wp-content/uploads/2014/02/1202doukouengo_riyousha.p
df

 一部を抜粋します。

(2)サービスの内容
1.移動時及びそれに伴う外出先において必要な視覚的情報の支援
(代筆・代読を含む。)
2.移動時及びそれに伴う外出先において必要な移動の援護
3.排泄・食事等の介護その他外出する際に必要となる援助

 今まで接していた方たちは、見える人が優位で、
ガイドヘルパーさんがしきっているように感じることがありましたが、
ガイドヘルパーさんから視覚的情報の支援を受けて、
私は自立した人として行動に責任を負い、必要な援助を受けると言う事なんだ!
そう、私がマネージメントする!
もやもやしていた事が晴れました。
ご一緒する方の負担が軽減するように、なにがしたいかはっきり伝えるなど
私なりの配慮はできる。

 「自立とは幅広い依存」と聞いたことがあります。
人は一人では生きていない。
どんな人でも助け合って生きています。
豊かな人生を送るのに必要なサービスを受けると幸せ!
人任せにしているととんでもないことになりかねない昨今。
皆様が幸せになりますように!

※地域によって事情が違う事があるようです。
詳細は最寄りの役所等でご確認願います。


posted by 風船 at 20:33| Comment(0) | エトセトラ

2024年01月10日

近況

 ご無沙汰しました。
ブログ発信モードに整うのを待っていました。

 昨年は年末にかけて想定外の転回でしたが、良き人と良き映画に出会えました。

 一昨日、我が家の鳩時計の電池を替えました。
毎時泣きながら飛び出してくる鳩に元気をもらい、
ああ、第2章の始まりと気づきました。

 しばらく映画館通いができないと嘆いていましたが、
在宅で楽しめることが増えていました。
まとめです。

 先日、相棒の新春スペシャルが観たくて、
TVer - 無料で動画見放題
https://tver.jp/
で観ました。
なんと、音声解説付き!

ポッドキャスト | 映画みにいこ! | 日本
https://www.bfeiga.net/podcast
映画の話題が満載です。

 YouTubeを楽しんでいます。
無料設定なので広告が邪魔になりますが我慢です、苦笑。

 ネットフリックスで音声解説付き映画が観られると聞き、設定してもらいまし
た。
まだチャレンジできてませんが、はまりそうです。

ここまではネットリーダーネオでアクセスしています。

 知り合いがポッドキャストを始めました。
スポティファイで聴けるのでアクセスできるように設定してもらいました。
『見えない私の、聴けば見えてくるラジオ』
毎回楽しんでいます。

 スポティファイはいろいろな物が楽しめるそうです。
これからチャレンジします。

 視覚障碍者の電子図書館のサピエには、
続々シネマ・デイジーが上がっています。
『2001年宇宙の旅』
『映像の世紀』シリーズなど魅力的な作品満載!

 ここまではパソコンでアクセスできる物です。

 パソコンで作品を観ていると、スクリーンリーダー利用の私は他の作業ができ
ません。
YouTubeやポッドキャストを聞きながら、
「ながら」作業ができないのが辛い時があります。


 相変わらずのガラホ利用。
ガラホは既定のアプリ意外は使えません。
それでもインターネットにアクセスできます。
Googleやchromeが入っているからでしょうか…?
詳しい事は分かりません。
しばらく使えると聞きます。
ニュースサイトの記事やノートの記事は読めます。

 ツイッターでガラホで使えたモバイルサイトが閉鎖になりました。
開発してくださった方、ありがとうございます。
どうなるか不安でしたが、アプリを使わない形で継続できました。
そして、Xに変わりました。
同じくアプリを使わない形で使えています。
アルゴリズムと言うのでしょうか?
細かな設定ができず、出会えたポストを読み、
ノートや新聞記事等を読んでいます。
知らないうちにAIの影響を受けていそうです。

 Xのポスト等で聴覚障碍者のコミュニケーション手段について学びました。
手話、身振り、字幕、筆談…。
ハートが重用!
高齢者、パソコンやスマホ等にアクセスできない視覚障碍者など、
個別なコミュニケーションが必要な方について考えました。
サポート体制の充実を願います。

 J-WAVE特番で開局からの流れの話をしていました。
ある時から、「詳しくはサイトをご覧ください。」と言うアナウンスが増え、
放送とインターネットの融合への思いが語られました。
当時はなんだか寂しく感じていましたが、
気づけばアクセシビリティーの改善で、
放送とインターネットの融合に追いつけて来たかな…と感じています。
が、インターネットの進化は止まりません。
永遠の追いかけっこでしょうか…。
利用者が声をあげ続ける事情は変わらないようです。


posted by 風船 at 20:23| Comment(1) | エトセトラ

横浜のミニシアター<シネマ・ジャック&ベティ>閉館を阻止したい!

 昨年末、私にとって大切な場所、
シネマジャック&ベティが閉館の危機にあり、
クラウドファンディングを始めたニュースが届きました。
目標金額は達成していますが、存続に必要な最低限度の金額だそうです。

 ジャック&ベティで活動しているヨコハマらいぶシネマ(ハマらいぶ)メンバ
ーが
応援動画を作りました。
手作り感満載ですが、
多くの方にアクセスしていただきたいです。

以下は応援動画のURLです。

 横浜のミニシアター<シネマ・ジャック&ベティ>閉館を阻止したい!
https://youtu.be/7geN_FrWnkg

※ ページの概要欄に支援方法など詳細情報が記載してあります。

※ Youtubeのトップページから、「応援動画 ジャック&ベティ」でも
検索できます。

 ジャック&ベティを拠点に活動するハマらいぶで私は映画の観方を学びました。

 2010年公開の映画、『キャタピラー』(若松孝二監督)
冒頭シーンは人間の愚かさ・弱さを突きつけ、
その後の判断基準になりました。

posted by 風船 at 12:52| Comment(0) | エトセトラ