2017年10月23日

OCRが身近に!

 毎日帰宅すると郵便受けをチェックします。
広告やダイレクトメール、手紙等が届いています。
これらの種分けなどの工夫はありますか?

 私はしばらく前から「MyRead7」を使い始めました。

 高知システムの製品案内のページには、次のように紹介されています。

「MyRead7は、スキャナにセットされた原稿(活字)を音声で朗読する
スクリーンリーダー PC-Talkerシリーズ対応の活字読み上げシステムです。
いろいろな本、書類、ダイレクトメール、ファックス、名刺などが読めます。」

 OCRの存在は前から知っていました。
何度か試してみましたが、とんでもない読み方をする場面があり、
限界を感じて頼らずにいました。
大まかには家人が読み、
込み入ったものは東京都障碍者福祉会館の
文字サービスを利用していました。

 生活環境が変り、必要に迫られ、
周りの皆さんに工夫等聞き、
手持ちのパソコンとプリンターが利用できて、個人情報が漏れない、
OCRを使うことになりました。

 相変わらず苦笑する読み方をすることがあります。
郵便局の不在表の種類番号は読めません。
追跡番号は読めるので対応できます。
スキャナーに置いた紙の向きを変えるとより読んでくれることがあります。
知恵比べ気分です。

 いわゆる窓付き封筒は窓の透明な部分から中の印刷物が見えるようになってい
ます。
その部分にあて先や宣伝、重要なことなどが書かれています。
開封しなくても読んでくれました。
開封して取り出した書類の内容も時間を気にせず確認できます。

 デパートの案内葉書は宛先の面に小品案内が出ていました。
葉書の圧着部分のはがし方がうまくなりました。

 内容を確認し、
必要な者は封筒や書類に点字で簡単な内容を記載して保存します。
不要な者はゴミ箱え!
住所が書かれている物は細かくしてから捨てます。

 以前よりOCRが身近な存在になりました。


posted by 風船 at 00:03| Comment(0) | エトセトラ

2017年07月22日

余波3

 このお題で書いた原稿、
後で確認すると読みにくい形でアップしていました。
失礼しました。

 時が流れ、最近はなんとなく折り合いがつけられるようになりました。
相変わらず警備の方が付いてきたり、
不用意に無言で前に立たれたり、
思い込みで誘導されたり…
変っていないことはたくさんあります。

 そして変ったことも。

 「こえかけキャンペーン」の継続は、
一般の方が自分と違う生活をしている方に関わるきっかけとなりました。
思い込みが先行してこちらの声が届かなかったことが多かったですが、
こちらの話を聞いてくれることが増えました。
現場の駅関係者はマニュアルとの狭間で揺れているようですが、
当事者への声かけ・対応などが洗練されてきました。

 私自身は朝の通勤電車の優先席に座らなくしてから自信を取り戻しました。
バスの下車駅で皆が下りてから下車していたのを流れに任せて、
急ぐ人が下りてから動き出すようにしました。
この下車のタイミングですが、
周りは私を気遣い、私は周りに配慮していたようです。
私は最後に下りたいのですが、
乗り継ぎ時間が短くなったので方針を変えました。

 見えない私は音や風の流れ等で判断して行動しています。

 空席の前で立っていることがあります。
空席に気づいていません。
「誰かを」むりやり立たせるのは気が引けます。

 駅のホームや道で立ち止まっていると声がかかります。
迷っているのか心配していただいてのご配慮です。
「今いる場所」を把握していないとその後の行動ができません。
立ち止まって確認しています。
余裕があるときはその都度説明するようにしています。
例えばホームでは電車の走る位置や方向、
エスカレーターや階段の場所、
人の動き等です。
左側に電車がいるときは走り出すまで待ちます。
道では車や人の流れ、
信号の位置などです。
自分自身で納得してから動きます。
分からないときは周りに聞きます。

 私は道などを点、線で理解していることが多いです。
点や線が繋がると歩けますが、
面で理解していないので応用がききません。
目標の建物や出口の名前を覚えて、
そこからの道順はなんとなく分かる状態のときがあります。
それで目標物を聞くことにしています。
見えている方はこの辺りが理解しにくいようです。
この「感覚」とも言うべきことは、
見えない人でも個人差があります。
視力の状況、外出経験などで差が出ます。
一人ひとり違うのできいていただくと助かります。

 以前先輩に、
「誘導していただいているときでも責任はフィフティーフィフティー。」と
聞きました。
周りの音や風、足元など把握しながら進みます。
「エスカレーター」と言ってもエレベーターに案内されたことがあります。
最近は「動く箱」や「動く会談」と言い添えるようにしています。
余裕のあるときは声かけしてくださった方が舞い上がっているか考慮します。
が自分が体調等で考慮できないこともあります。

 いろいろなことがありますが、
これからも積極的に外出し、人生をエンジョイします。
posted by 風船 at 23:09| Comment(0) | エトセトラ

2017年07月15日

余波2

 私が朝利用しているのは通勤会則です。
乗車する車両の優先席は進行方向に向いた二人かけです。
ドアと席の間に手すりが付いています。
優先席に座るには手すりに沿って進み、
手すりがなくなったら向きを変えます。
優先席の横の通路の反対側にはトイレがあります。

 それは冬のある日でした。
いつものように電車に乗りました。
席が空いているか探しながら車内を進んでいると、空席があると女性が声をかけ
てきました。
女性が案内してくれたのが私が乗車したドアの側の二人がけの優先席でした。

そんな日が何日か続きました。
私は彼女に感謝しつつ、手すりに人が捕まったり寄りかかっているなど席の構造
上落ち着けないことと、毎日のことでだんだん気が重くなっていました。

 ある日、女性が優先席に先に座っている人を立たせて私を案内しました。
私が座っていた人に申し訳ないと言うと、彼女は彼らは若者だからと言いました。
私はそこまでされなければならない人間なのか?
一人の社会人として扱われていない感覚、惨めさを感じて辛くなりました。
私がその優先席に座っていると多くの人達が安堵する空気を感じていますた。
どう言葉にすれば良いか分からず、おりのように貯まった思いを抱えて1ヶ月以
上経ちました。

 そんな惨めな思いをするくらいなら20分くらいだし、立って行こう!
決心してから優先席と対角線にあるドア横に立つことにしました。
優先席に他の人から案内されました。
何度かお断りしましたが数回座りました。
暖かくなった頃でトイレの匂いが気になりだしました。
あ!これ良い口実!
次の日から席に案内されそうになると、
「トイレの匂いで気分が悪くなるので…」と言うようにしました。
最初に案内した女性にもその話をしました。

 それから半月程して私が立つことが定着してから、以前のように車内を移動し
て別の場所に行くようにしました。
その場所で立ったり、
「どうぞ」と席を譲っていただいたり、
「ここ空いてるよ。」と教えていただいたり。
ドア横にいるのですが、下車時に側が空席なったと知らせて下りていく人が嬉し
いです。

 「声かけキャンペーン」
声かけていただかないと見えない私には分かりません。
目の前に立ってもじもじされていて気づかないことがあります。

 「百聞は一見に如かず」
「一目瞭然」と言います。
見えることはすばらしいです。
けれど、人は全てを見ていません。
脳の働きだそうです。
見えない私は聞いたり風を感じたりして把握しています。
私なりの感覚を持っています。
見えないとエスカレーターに乗れないのでは?
階段よりエレベーターの方が良いのでは?
など疑問はたくさんあるでしょう。
どんどん聞いていただけると助かります。
差し迫った危険があるときははっきり伝えていただきたいです。
もし手伝いを断られたら、ああ、この人自分なりにやりたいんだなと理解し、
「良い旅を…」くらいな気分で送り出してくださるとありがたいです。
posted by 風船 at 11:25| Comment(0) | エトセトラ

2017年07月12日

余波1追記

 見えない私にとって、「付いてくる」人がだれだか分からないのが恐怖感を増します。
振り向くと制服姿の人が確認できれば安心ですが、
「一目瞭然」てな訳には行かないのです。
無言でサポートする方が駅関係者か一般市民か分からないとき、一般の方にはより丁寧に接しているので、どの程度の説明をすると良いかで対応に苦慮します。
posted by 風船 at 08:11| Comment(0) | エトセトラ

余波1

 2016年は私にとっていろいろなことがありました。
7月から盲導犬使用者の駅ホームからの転落事故が続きました。
事故に遭われた方々のご冥福をお祈りします。

 事故の余波で多くの影響を受けつつあります。
国土交通省は各鉄道会社に、見えない人が白杖や盲導犬を使って「一人歩きする」
と言う事について理解不足の状況で通達を出したようです。
通達に基づき、各鉄道会社は警備体制を強化しました。
「声かけキャンペーン」を行い、一般市民への協力を求めています。

 現場の警備に当たる皆様は、見えない人が白杖や盲導犬を使って「一人歩きす
る」と言う事について学ぶ機会のないまま対応しています。
いくつかの事例を紹介します。

1、ホームで電車を待っていると、
「こんにちは!駅の○○です。
どちらまでいらっしゃいますか?
乗車の案内は必要ですか?」と聞いてきます。
不思議ですが殆ど私の左にいるパートナーの前、もしくは斜め前に立っています。
私が不要とお答えしても、乗車サポートとして関わろうとします。
多くがパートナーの左前に立つか、私の右前に立ってパートナーを目で誘導しま
す。
左前に立たれると、パートナーにとっては障害物で動けなくなります。
パートナーを目で誘導することは危険です。
右後方に立ち乗車を見届けてくださるだけで十分です。
先日は下車駅で下りようとすると、ホーム正面に駅員さんが立っていたようで下
りられませんでした。
駅員さんが動いて空き地ができたので下りられました。

2、時々車内に入ると、
「車掌ですがどちらまでいらっしゃいますか?」と聞いてきます。
私が答えないと困っている様子です。
「着駅での案内不要です。」とお答えしても不安葬です。
他の人がたくさん聞いている場所。
下車して駅を出てからの身の安全を考慮しています。

3、関係者は私が通勤する駅でより関わろうとします。
毎日見慣れているせいかもしれません。
いつも通る通路やエスカレーターなども私の後ろを付いてきます。
私が乗車するのを見届けています。
「尾行される」恐怖は上記のことをも含めて、心に澱のように貯まってきます。
気づいた時点で駅の関係者に説明していますが、担当者が変るとまた付いてきま
す。
休日に同じ場所を通っても声のかかりかたは少なく、尾行はないです。

4、久しぶりに降りた駅で出口までの道を聞くと、
「ご案内しましょうか?」と言われます。
どんなに近くても。
案内を依頼すると、
「肩につかまってください」と言われます。
私はさほど大きくないので手引きをお願いします。
「どのように誘導しますか?」と聞いてくださると助かります。


posted by 風船 at 06:14| Comment(0) | エトセトラ

2017年05月18日

ふとした日常の不条理

 「平和な日本」
「人生をエンジョイ!」

 楽しげにすれ違う人々の間を通りながら、
いろいろな場所で、
私だけが張り詰めた気分でいることがあります。
昨晩もそんな日でした。

 いつものように自宅の最寄駅前のコミュニティーバス乗り場に行きました。
回数券を買うため千円札を持って並んでいました。
料金は100円、
回数券は11枚つづりで千円です。
バスが来て、前に並んでいた年長男性が先に乗るよう言って下さり、
バスに乗りました。
入り口で運転手に、
「回数券ください。
1枚取ってください。」と言いました。
運転手はこの時点で客を見たようです。
のろのろと私が出した千円札を受け取りました。
札を広げ、
間があって回数券を袋から1冊取り、
間があって私に手渡しました。
直後に後ろにいた年長男性にお礼を言っていました。

 運転手席の後ろに座った私は回数券の枚数を確認しました。
回数券は10枚でした。
おまけの部分を取っていました。
モヤモヤした気分が募り、間が気になり、
今の出来事を振り返りました。
あの「間」は、
後ろにいた人に無言で、
自分のしていることに間違いが無いのを確認してもらっていたと気づきました。
通常の運転手は回数券購入者に、
「千円受け取りました。
回数券1枚取りますね。」と
誰にでも声をかけています。
その後ろにいた人には時間がかかったお詫びやお礼は言いません。
回数券を買ったのは私です。
購入者に確認せず、
みも知らない方に確認を取った運転手の態度に不快感を感じました。

 私は年長者に考慮し、
運転手に小声ではっきり、
「今のようなときは、私に確認してください。
あの人は私の保護者ではない!」と抗議しました。
運転手は平謝りしていました。
が、どこまで分かってくれたやら。

 同じように生活していても、一人の人間として扱われない不条理。
理解していたらこんなことはしないでしょう。
見えないと言うだけでこのような思いをすることはあります。
見えている人はたとえ見ず知らずの人でも、
見えない人が見えている誰かと一緒だと安心します。
その場にいた見えている人はただ一緒にいて、
ちょっと助けてくださっただけかもしれません。
ですが、見かけた見えている人は
見えない人と一緒の人を保護者のような安心感で見ます。

相互理解を目指してその都度説明するには体力が要ります。
じみちにやっていくしかありません。
このような不条理はおりのように心に沈殿します。

 せっかくこの世に生まれたからにはおもいきりエンジョイしようと
気持ちを切り替えるのでした。

 あなたが今回の年長男性のような立場になり、
確認を求められたらどうしますか?
posted by 風船 at 20:31| Comment(0) | エトセトラ

2016年10月26日

お役に立てば…かな?

 夕方の駅のホームにはそれぞれ思い思いの場所に向かう人々が電車を待ってい
ました。
側の自販機でなにかを買った人がいました。
直後に日本酒の匂いをまとったおじさんが話しかけてきました。
「今日、私は社長とけんかしました。
会社を止めるかもしれません。
もうお会いすることはないでしょう。
これをワンちゃんにあげてください。」と言い、
私にペットボトルの飲み物を手渡しました。
乗る電車が来ていて、
彼の気分を損ねては電車に乗れない恐れがありました。
おそらく今彼になにか言っても伝わらないでしょう。
ご好意をありがたくいただきました。

 帰宅してからナタデココ入りの飲むヨーグルトを飲みながら、
彼の人生に思いを馳せ、
前途に幸あれと祈りました。



posted by 風船 at 06:23| Comment(0) | エトセトラ

2016年10月17日

便利なコードレススティック掃除機

 いつものパターンと言えばそうなのですが、
先月末頃から引き始めた風邪の治りが遅い。
置きみやげの咳が抜けずに、
急激な気候変化に体がついて行けない。
とはいえ日常はいつものようにやってきます。

 帰宅してからゆっくり昼寝。
晩ご飯食べて、明日の準備を始めました。
パートナーの敷物を洗濯機に入れる準備をしながら、
思い立って掃除を始めました。
2ヶ月前我が家にやってきたスタンドタイプのコウドレススティック掃除機が
大活躍です!

 量販店でコウドレスで部屋の掃除ができる物がないか店員さんに聞くと、
スタンドタイプの美しい形の製品を紹介してくれました。
フル充電で13分間掃除ができるとのこと。
止めてテーブル等を寄せながらなら、ちょうど良い時間です。
ハンディータイプで使えるようにもなっていました。
メーカーを聞くと、
エレクトロラックスの下位モデルだとのこと。
その場で使い方、
ゴミの捨て方も教わって連れ帰りました。

 以来、掃除機を気軽にかけられるようになりました。
 本体が一体化しているので小回りがきき、
ゴミも捨てやすく、
綺麗になったと実感できるのが嬉しいです!

 掃除が終わって程なく洗濯機が止まり、
パートナーの洗濯物が干せました。

昼寝は私の充電だったようです。
posted by 風船 at 00:38| Comment(0) | エトセトラ

2016年06月08日

UDCastでアイポットタッチがやってきた!

 最近新しいおもちゃを入手しました。
それは、アイポットタッチです。
アイフォンから電話機能を除いたものと言われます。
インターネットやメール、音楽等好みのものが楽しめる、夢のような端末です。
つるつるのタッチパネル画面は見えない私にとっては操作が難しいものです。
チャレンジして使いこなしている方が多数いらっしゃいますが、
不器用な私には縁遠いものでした。
ソフトウェやー更新があったラクラクホンが手ばなせません。
私はただ、UDCast(ユーディーキャスト)で映画を楽しみたくて入手しました。

 今までのようなFM電波受信機で聞きながら映画を楽しむときは、
上映会主催者が貸し出し用ラジオを準備してくださることが多いです。
この方式は上映日が決められています。
私は自前のラジオを持っています。

 UDCastはスマホやアイポットなどでダウンロードして使えるアプリです。
映画以外にも博物館・美術館・災害のときなどに活躍するそうです。
多くの人が使えるようにしているので、
見えない人専用受信機は作られそうにありません。
いつでも映画が観られるのはすばらしいですが、
映画館での端末貸し出しは想定されていないようです。
UDCast対応の本数はまだまだ少ないですが、
自前の端末があるといつでも映画が観られると気づきました。

 弱視のアイフォンファンと話していると、
アイコン設定などが自由にできるので、
必要なアイコンだけ表示するようになど好みに設定してもらえるように、
銀座のアップルストアーに行くように提案してくれました。
電話もメールも使わないなら、
ひかくてき安いアイポットタッチが良さそうとの話になりました。

 UDCast紹介ページはこちらです。
Top of UDCast
http://udcast.net/

 アップルストアーに行くと、若いお兄さんが対応してくれました。
ボイスオーバーで読み上げてくれるようにしてくださり、
観たい映画のコンテンツのダウンロードをしてくださいました。

 ダブルタップや手を滑らせる動作を教わりましたが私には難しく、
家出練習すると同じページに出ているカメラ機能に触れてしまいます。
再度店に行き、
1ページ目にはUDCastがメイン、
使わないものは3ページなどとカスタマイズしていただきました。
誰かと一緒に行けば、画面を見ていただきながら対応できる環境が整いました。
店員さんはすいすい使う見えない人達を複数見ているようで、
私に高等テクニックが使えるように手ほどきしようとします。
私は「まだまだ」な状態。
それを分かっていただくのが難しかったです。

 映画館には見えるアイフォン使用者と行きました。
彼女はアイフォンを機内モードに設定し、UDCastを利用しました。
これだとメールは受信しないそうです。
ガラケーではマナーモードだけなので新鮮でした。
本体をノート型の保護ケースに入れて使っていました。
これだと持ち運びのときに傷がつきにくく、画面のあかりが漏れません。
持ち運びのときなど、うっかり触れてしまうことが減ります。
画面には保護フィルムをはって使っているそうです。
形から入る方ではないですが、良いところはまねしたくなります。
買い物に付き合っていただき、保護ケースと保護フィルムを入手しました。

 UDCast対応の映画は始まったばかり。
ハード面とともに、ソフトの室の向上を願います。

 外国では館内の座席にイヤホンジャックがあり、それにイヤホンをさすと、
いつでも映画を音声ガイド付きで観られるそうです。
そんな夢のような日が早く来ますように!
posted by 風船 at 06:20| Comment(0) | エトセトラ

2016年03月20日

3度目の「あん」

 3月17日開催の日本点字図書館春のチャリティー映画界に行きました。
 去年の 「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」
http://eiga.com/movie/79005/
とてもすばらしい映画でした!

 今回は、「あん」
http://eiga.com/movie/81499/

 私は音声ガイド付きで2度観ていました。
河瀬直美監督の世界に浸りたくて観に行きました。

 好物が映画で、
2度とも映画を観終わったあと、ドラ焼きが食べたくなりました。
今回は「どうした?」と知り合いが声をかけてくるほど。

 これは、以前「くちづけ」
http://eiga.com/movie/77543/
上映会の後と同じ現象と気づきました。
音声ガイドで表現される、
障害者の描写にひっかかり、作品にのめりこめなかったのです。

 最初に「あん」を観たときの音声ガイドはハマらいぶの鳥居さん、
2度目はチュプキで檀さんが担当でした。
今回は発売されたDVDだそうです。

 以前、映画に映るものの1割くらいしか音声ガイドできないと聞いたことがあ
ります。
ある画面の中で映るもののどれを優先してガイドするか?
映画に詳しい人は、画像の優先順位、
カメラの動き等で判断すると聞いたことがあります。
ふと映るものを言葉で表現すると、
音声ガイドで鑑賞している人は、
言葉のインパクトの強さで作品から心が離れてしまうことがあります。

 見えない立場でモニターさせていただくことがありますが、
見えるディスくらいバーに「こうです」と言われれば、
見えない私は画面を見ていないので、
「そうですか。」としか言えません。

ディスくらいバー・見えないモニターとともに、
映画を知る、見えているモニターが揃って、
すばらしい音声ガイドができると思います。

 映画愛溢れるお二人は、
作品内でハンセン病の説明がされているので、
彼らにとって「日常」なことはさりげなく触れ、
映画の伝えたいことを摸索して伝えてくれました。
それだから、私は登場人物それぞれに思いを馳せ、
徳江さんの言葉の重さを受け止めようとしたのです。

 いろいろな作品に音声ガイドが付くと嬉しいです。
元の映画と同じ空気感を持つものであってほしいと願います。
posted by 風船 at 00:54| Comment(0) | エトセトラ